工学部のアドミッションポリシー
このような人を育てます
工学部は、科学技術の分野における先端的、創造的な職業能力はもとより、自然、社会、文化等に対する深い見識を育むことを目指して、学生と教員のふれあいを重視した教育を行っています。特に演習、実験、卒業研究等、研究室での少人数教育を通して、世界に通用する学問及び社会の進歩を支えるものづくりに不可欠な技術の修得と、社会で活躍するための実践力や表現力を養います。
このような人を求めます
- 自然、社会、文化等に対して幅広い関心が有り、それらの基礎学力を持った人。
- 工学を理解するために必要な数学、理科に興味が有り、それらを応用する能力と自主的に学ぶ意欲を持った人。
- 自分の考えを的確に表現し、論理的に伝えることができる人。
- 工学における問題解決の実践に情熱が有り、社会に貢献しようという気概を持った人。
- 工学とその周辺分野に対する旺盛な好奇心をもち、真摯に問題を探求し続ける姿勢を持った人。
入学者選抜方針
- 一般選抜前期日程
大学入試センター試験では国語、地歴・公民、数学、理科、外国語の5教料7科目を課し、これまでに身につけた幅広い基礎学力とその到達度を見ます。さらに個別学力検査では、工学を学ぶ上で不可欠な数学と理科を課し、大学入試センター試験と個別学力検査の総合成績により入学者を選抜します。
- 一般選抜後期日程
各コースでは前期日程試験とは異なる観点から、専門性に照らした資質、能力、応用力を見るために個別学力検査を課し入学者を選抜します。検査科目は機械工学コース、電気電子工学コースでは物理、応用化学コースでは化学、情報工学コースでは数学、また建築学コースでは立体スケッチと面接で、専門分野への適性、意欲、関心等で評価を加味し、総合的に判断して入学者を選抜します。
- アドミッションオフィス入試(AO入試)
一般選抜とは異なる観点から学習意欲旺盛で進取の気概に富んだ学生を求めて、AO入試を行います。2月に実施し、大学入試センター試験結果を考慮のうえ出願書類と面接の結果を総合して選抜するもので、情報工学コースで実施します。
- 推薦入試(大学入試センター試験を課さない)【推薦①】
工学に関する専門知識を身に付ける意欲を持ち,高等学校長若しくは中等教育学校長が責任をもって推薦する者を対象とします。科学への関心が高く、工学部、特に志望する教育コースで学ぶ民に必要な基礎知識と理解力を持ち,工学に関する問題の解決能力を自ら進んで身に付ける意欲のある学生を求めるために,小論文,面接及び出願(電気電子工学コースは筆記試験,応用化学コースは簡単な化学実験もあり)によって選抜します。
- 推薦入試(大学入試センター試験を課す)【推薦②】
機械工学に関する専門知識を身につける意欲を持ち,高等学校若しくは中等教育学校長が責任をもって推薦する者を対象とします。科学への関心が高く機械工学コースで学ぶために必要な基礎知識と理解力を持ち,工学に関する問題の解決能力を自ら進んで身につける意欲のある学生を求めるために,大学入試センター試験(3教科5科目),面接及び出願書類によって選抜します。 - 推薦入試(大学入試センター試験を課さない)【推薦③】
工業(電気電子)に関する学科で学んだ者のうち,高等学校長若しくは中等教育学校長が責任をもって推薦する者を対象とします。科学への関心が高く機械工学コースで学ぶために必要な基礎知識と理解力を持ち,工学に関する問題の解決能力を自ら進んで身につける意欲のある学生を求めるために,面接及び出願書類によって選抜します。
- 私費外国人留学生特別選抜
日本で積極的に学ぶ意欲に加え、入学後に日本語での講義がよく理解できる日本語能力及び科目の履修に必要な基礎的知識と理解力を十分備えているかどうかを、出願書類と口頭試問の結果から総合的に判定し選抜します。
- 3年次編入学試験
工業高等専門学校を卒業、または、大学などの教育機関で2年次まで就学し、さらに高い専門性を身に付けようという意欲的な学生を求めます。推薦による選抜(機械工学科、電気電子工学科)と学力試験による選抜があります。
工学研究科のアドミッションポリシー
博士前期課程
このような人を育てます
工学研究科の博士前期課程には、機械工学、電気電子工学、分子素材工学、建築学、情報工学、及び物理工学の6専攻が設置されています。地域・国際社会の発展と福祉に貢献することを目的とし、学際的・独創的・総合的視野を基盤にした専門的な工学の研究を通して、高度な専門技術者及び研究者としての基礎的能力を備えた人材を養成します。
このような人を求めます
- 高い志を持ち、高度な専門技術者や研究者を目指す意欲にあふれる人
- 工学研究に必要な基礎学力をもち、専門分野における知識と技能を学ぶために必要な実践、応用及び創造の能力に富む人
博士後期課程
このような人を育てます
工学研究科の博士後期課程には、材料科学とシステム工学の2専攻が設置されています。地域・国際社会の発展と福祉に貢献することを目的とし、学際的・独創的・総合的視野を基盤にした高度かつ専門的な工学の研究を通して、社会において指導的役割を果たせる研究者及び極めて高度な技術者を養成します。
このような人を求めます
- 高い志を持ち、社会において指導的役割を果たせる研究者や極めて高度な技術者を目指す意欲にあふれる人
- 高度な工学研究に必要な学力及び研究能力に優れ、専門分野における知識と技能を学ぶために必要な実践、応用及び創造の能力に富む人