Face to Face による丁寧な教育で実践的なものづくりの力を!
工学部とは、数学や自然をベースにした科学に根ざしながら(時には、人文社会科学も範疇に)、人類の役に立つ「もの」を創る(作る、造る)技術を教育・研究するところです。「もの」というのは何も手に触って見ることが出来るものばかりでなく、一つの概念であったり、バーチャルなシステムであったりもします。そこから生まれた技術が、ゲーム機のように皆さんの生活を楽しくするものの生産に役立ち、発電所のように生活の基盤を支える技術につながります。昨今のエネルギー・環境問題を解決するのも、結局は工学の技術にかかっています。そのような分野に携わって積極的に物事を解決することのできる、 広い視野と高度な専門知識や指導力を持つ研究者や技術者を養成するのが、 工学部の目的です。
工学部アドミッションポリシー
このような人を育てます
工学部は、科学技術の分野における先端的、創造的な職業能力はもとより、自然、社会、文化等に対する深い見識を育むことを目指して、学生と教員のふれあいを重視した教育を行っています。特に演習、実験、卒業研究等、研究室での少人数教育を通して、世界に通用する学問及び社会の進歩を支えるものづくりに不可欠な技術の修得と、社会で活躍するための実践力や表現力を養います。
このような人を求めます
- ●自然、社会、文化等に対して幅広い関心をもち、それらの基礎学力を持った人。
- ●工学を理解するために必要な数学、理科に興味をもち、それらを応用する能力と自主的に学ぶ意欲を持った人。
- ●工学とその周辺分野に対する旺盛な好奇心をもち、真摯に問題を探究し続ける姿勢を持った人。
- ●工学における問題解決の実践に情熱をもち、社会に貢献しようという気概を持った人。
学びの特色
「考える」姿勢を学びます
1年次では数学、物理学、化学を始めとする理系基礎科目の授業を中心に、基礎に立ち返って考えることの重要性を学びます。予め答が存在している問いに対して正解を求める高校までの学びと異なり、大学では答がわからない問いに対して、どのように考えて一つの解を見いだしていくかが学びの主体になります。1年次の学びを通して、高校までの「覚える」姿勢から今後必要となる「考える」姿勢への変化を促します。
座学から実験と実習へ:研究の基本を学びます
3年次では、必修あるいは選択の専門教育科目が主体となりますが、講義すなわち座学ばかりでなく、4年次の卒業研究を遂行するために必要不可欠で基礎となる実験と実習か加わります。実験・実習を通して、工学における研究の基本を学ぶと共に研究の醍醐味をちょっぴり味わうことができます。
くさび型教育:工学の基礎・基本を学びます
2年次では、共通教育科目に、くさびを入れるように未来の科学技術を担うべき技術者・研究者を育成するために必須となる専門教育科目に関する講義とその講義内容の理解を深める演習が加わります。専門教育科目の講義・演習を通して、工学の基礎・基本とその重要性を学びます。
6年一貫国際教育プログラム
工学部では、世界に通用する国際性豊かな高度専門技 術者の養成を目的として共通教育から学部教育まで継続し た英語教育を行っています。さらに、大学院では小人数教育 による会話、作文、発表能力の向上を目指した英語演習科 目に加えて、国際会議発表、国際インターンシップ、海外留 学等を単位化し、これらを国際教育科目として選択必修化す ることにより全ての学生の英語能力と国際性の向上を目指 した「6年一貫国際教育プログラム」を提供しています。